【青森】龍飛岬の絶景編

 

これは2013年5月の出来事だ。

 

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やっとこさ登ってきた。恐ろしいほど風が強い。びゅんびゅん言ってる。

 

ここが龍飛岬の灯台だ。

 

ひたすらデッカい津軽海峡をこいつが照らして、世界中の船の安全を守ってるわけだ。津軽海峡は世界の船が通り、海中には世界の潜水艦まで通ってるらしいな。

 

で、この灯台の奥に行くと、龍飛岬の端っこの崖があって、そこが展望台になっているんだ。

 

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もう圧巻だ。本当に凄いの一言に尽きる。視界はほぼ360度水平線だ。北海道も見えるし、海のずっとずっと遠くに海外の(おそらく)大きな船が走ってるのが見える。

 

この景色は俺のこれまでの人生の中でも、最も印象深い景色の一つだ。

 

海の青い色がやけに濃いんだ。

 

デカすぎる自然、ちっぽけすぎる人間があからさまになる景色だ。

 

その偉大なる自然の有機的なエネルギーと、何もかもを消し去ってしまいそうな無機的なエネルギーが両方強く見える。

 

生に満ちたものと、死の雰囲気が両方感じられる。

 

こんな素晴らしく、かつ恐ろしい景色は、そうそう見られるものじゃないような気がする。

 

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この渦巻いている潮の流れは、まさにあの世の入り口のように見えた。けど、あの世の入り口がここにあろうとも水平線はただただ広く、海の色はただただ、どす黒くさえある深い青だった。

 

しばらく俺はここを離れることが出来なかった。何も考えることも出来なくて、ただただ、この生と死が織りなすデカすぎる、そして美しすぎる景色を感じていた。

 

しばらくして、俺はまた強風の中、飛ばされそうになりながら、歩き始めた。

 

展望台の奥は「立ち入り禁止」の施設があった。確か撮影もダメだったような気がする。防衛省の施設だった。

 

この辺りは、防衛省の施設や、自衛隊の施設が結構ある。そればかりではなく、旧日本軍の海軍の砲台の跡地や大砲にヘルメットをつけて慰霊碑のようにしている場所もたくさんあった。

 

もちろん文豪たちの石碑もたくさんあるんだが、どこか旧日本軍のつめ跡が暗い影を見せていた。

 

今も昔も軍事的な場所ではあるんだろうな・・・。

 

びゅうびゅう言いながら吹き付けてくる強風とだだっ広い海、果てしない水平線、激しい潮の流れに、防衛省や自衛隊の施説の無機質な機械音がこの場所を、何か浮世離れさせてるように見せていた。

 

GW明けの平日の朝だったため人もほとんどいない。

 

どの崖から海を見てもただただ海はデカかった。

 

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波がまるで生き物のようだった。

 

しっかし、風が強くてたまらん。この風の強さで髪の毛が持って行かれて、ハゲそうだ。。

 

と思っていたら、風車が何個かあった。

 

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だよな?この風の強さは何かしらに活かした方がいいよな?

 

しばらく歩いていたら、今度は有名な石碑があったんだ。石川さゆりの「津軽海峡冬景色の石碑だ。

 

赤いボタンを押すと、何とあの名曲「津軽海峡冬景色」が大音量で流れる。この音量が結構デカくてさ、まるでパチンコ屋の街宣車のようなんだ。ちょっとこっ恥ずかしい、笑。

 

動画を撮ってみたんだが、後から見たら、ものの見事に風でかき消されてやがった・・・苦笑

 

旅はまだまだ続くぜ!

 


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