あろ!
小学校中学校と一緒だった友人が、オラの田舎青森市でラーメン屋さんを開業してたんだ。
(今は閉めている。きっと元々イタリアンの店をやっててそっちが繁盛店でいっぱいいっぱいで、ラーメンまでは手が回らなくなったんだろう)
で、その時、友人から「うちの店のテーマソング作ってくれないか?」
面白そうじゃーん!!
テーマ曲を持ってるラーメン屋さんってないぜ?!
思ったのだが、世の中、テーマ曲を持ってるラーメン屋さんなんて、そうそうないぞ?!
六厘舎も、一蘭も、ホープ軒も、もちろん俺が大好きでよく行ってる一条流がんこラーメンも、テーマ曲はない。
前人未到の地に俺は足を踏み入れてしまったということだ。
まあとにかく歌詞のキーワードになる部分はもらっていた。
それを元にいろいろと、appleループを鳴らして、インスピレーションが来るのを待ってみる。
何となくわかってきたのは、
- マイナー系の旋律ではない
- 子供が歌ったらいいのではないか
- グーグーとかツルツルとかそういう言葉使おう
ってあたりだった。
まあとにもかくにも鶏白湯ラーメンの特徴をうまく出したいんだよね。
知り合いのギタリストの人と会う
どうも一人でやってても煮詰まっちまう。
これは、他の人間の意見が必要だ。
かといって、全くの素人じゃいけない。
というわけで、校歌をアレンジした時に手伝ってもらったギタリストと会うことにした。
いろいろと話し合った結果、「エレクトリック・ピアノ」でリズムを引っ張る感じのレゲェ調がいいんじゃないか、とうことになった。
早速、その場で、適当にワンテイクとってみた。
本当、適当だけど、この曲の全てはここから始まった。
走り出したらあとは一気に
コンセプトが決まったら、後は一気に決まって行く。
これは曲を作るのに限らず、世の中そういうもんだよねー?!
走り出すまでが、実は難しかったりするんだよねー!
リズムを入れて、仮のギターを入れていく。
実際に自分で歌いながら、歌詞がノラないところを微調整していくんだ。
これが結構こりだすと、終わりがない。
もし歌ものの曲を作る人がいるとしたら、言葉とメロディのセットをたくさんどこかにストックしておくといいと思う。
そういうものがデータベースのようになり、必要な時にたくさん出せると凄く便利だと思う。2小節くらいのセットをたくさん持っていたいね。
子供に歌ってもらうのは大変だー!
オケは作り出したらすぐに出来た。
ギターはジャズで専門にギター弾いてる人、ベースはレゲェのベーシスト!豪華!
かなり豪華なミュージシャンを取り揃え、後は友人の娘さん(8才)に歌ってもらうだけだった。
で!これが実は凄く大変なんだよね。
普段は元気のいいコでも、マイクの前で歌うっていうのは、かなり恥ずかしいらしくて、元気が半減するんだよ(笑)。
で、声が小さくなると、ノイズが出てしまうので、使い物にならず取り直ししたり、いろいろ・・・etc。
やっとこさ、録って、うまくいった部分のデータを切り貼りして、やっとこさ出来たんだ。
完成品がコレ!!!
いい出来だぜー!!!
YouTubeでも見知らぬ人から「青森に行ってみたいです!」ってコメントが来たりして嬉しい限りだ!
いやぁ、今回は友人のお店のテーマ曲だが、いろんなラーメン屋さんのテーマ曲を作ってみたいもんだな、と思ったよ。
店主には、もうちょい本業が落ち着いたら、またラーメンも再開して欲しいな。