あろ!
オラが通っていた高校ってのが、非常に同窓会を大体的にやる高校なんだよ。
青森の片田舎の高校なのだが、創立500年くらいあるらしく、東京でも地元青森でも多くの人が出席する。
で、2016年の年始くらいの話だったんだが、同窓会委員会の幹事の人からお願いが来たんだ。
校歌を、編曲してくれないか?歌とピアノの合唱じゃなくて、もっとこのぉロックというかダンスというか・・・
ま、まじかよ・・・。
ちなみに、これが元々の校歌だ。
本当地味だよね・・・?
これを、どうアレンジしたところで、ダサくなることはあっても、カッコよくなることは期待できないよな???
だが、まずはやるだけやってみよう。それでダメならギターで弾き語りか何かして許してもらおーっと!
どんなジャンルの音楽にしたらいいんだろう
引き受けてみたものの、どうしていいかわからん。
まずはコードをコピーした。それから、iPhoneに入っているGaragebandのドラムループを次々にならして「ジャンルを確定」させていった。
だが、、、正直どのジャンルにしてもピンとこないというかダサさがあるというか。。。
バスドラムが4つ打ちビートのダンスミュージックを作るのが結構得意なので、そんな感じにしようとしたら、、、、コード進行が動きすぎてて非常にダサい。。。
あーいうのってコードはあまり動いちゃダメなんだよね。ループで曲を作るので、あまり展開していってもらうと困るんだよね・・・。
よし、そーしたら「コンガ」とか「ボンゴ」とか南国系の楽器をたくさんいれて、アフリカンビートはどうだろう・・・?当日はライブにしてもらって俺は裸にこういう格好で躍ろう!
多少、音楽はダサくても、酔って躍って盛り上がれれば問題ないだろう。
だが・・ダメだ・・ダサい音楽の決定版みたいになっちまってる。ダサさが踊りのインパクトに勝っている。
あー、どうしよーーーー!「ごめんなさいっ!」しようかなー!
ワザとダサいジャンルをあてる
そんな時、思いついたんだ。
(ダサさを消そうとするからダメなんじゃないか?さらにダサくなるようなジャンルで作ればいいんじゃないか?)
そうだ!!!それだ!!!
というわけでハードロックでやってみた。
それも80’sとかにありそうな感じ。
デモでドラム、ベース、ギター、キーボードを入れてみたが、、いやぁたまらんダセェ!!!!けどいい!!!!ダサいのがいい!!
しかし、デモで適当にハードロックっぽい音質でギターを入れたのだが、もっとハードロックっぽくするには早弾きとか、なんってかテロテロしたプレイが必要なんだよ。
俺、あーいうギターは弾けないんだよなー、、、。
まぁ、けど大丈夫だ。俺には弾けなくても、弾けるギタリストはたくさん知ってる。
仲のいい飲み仲間のギタリストの方(しかも同郷の人)が快諾してくれた!
歌は、本当は現役の同校の在校生か、近所の女子高生に歌って欲しかったのだが、残念ながら知り合いがいないし、探すには時間がない。
しょうがない。。。俺が歌おう、笑。
青森高校校歌ハードロックバージョン
というわけで、出来上がった!
青森高校校歌ハードロックバージョン!
いやぁ、やっぱこれ、恥ずかしいなぁ!ダサいなぁ!けどダサいのがいいんだよなぁ!!
ついでに自分の持ってる写真とかいろいろ使って、動画も編集してみた。
本番でも、ちょっとした反響はあったようで、よかったよー!やってよかったー!
その同窓会に参加した方が、後日東京の青森コンセプトの飲み屋で飲んでる時に会ったりすると、オラのことを覚えていてくれたりした。
ありがたい話だ。
地元のローカル新聞に載る
その同窓会には地元の新聞社の東奥日報社の方が取材に来ていたという話を聞いたので、後日、自分で電話して、売り込んでみた。
「先日の同窓会の校歌のハードロックバージョン作ったの僕なんですよ!東京で手広くやってる青森県人のコーナーに載せてもらえませんか?」と。
ダメもとで聞いてみたのだが、結果は、、
地元ローカル新聞にも載っちゃいましたー!
いやー、大変だったけど楽しかった。
また、こういった古くさくなってしまった昔の楽曲を蘇らせるようなこと、やってみたいねぇー!